少年ジャンプ 20年10号の「マッシュル-MASHLE-」第2話を読んだ感想
試験会場に乗り込んだリラックスモードのマッシュ
マッシュ、本当に純粋でいいですね。
マッシュを試験会場に送り込んだじいちゃんと警察の人もマッシュの事が気になって隠れて様子を伺っているけど全然隠れられていないし、逆にワザとやってんじゃないかと思うくらいのコントみたいな隠れ方してるし、いいね(笑)
個人的に空気椅子の件、筋トレ本を読むのはいいけど空気椅子する足の位置と上半身の位置が離れ過ぎていて自然の摂理に反しているような気がします。
だって片足しか付いてないですもん。
ありえない位置で空気椅子ができるくらいマッシュの筋力がずば抜けて高いという描写ならOK!!
試験会場には現場を取り仕切る先生がいます
未来を有望視する若者が集まる中、厳しい視線を送る者。試験を執り行うクロード・ルッチ先生が登場です。
ど派手な演出で集まった受験生の驚きを誘いますが、そんな中でもマッシュは正論をボソリ。
「初めから机が用意された部屋に通してよ」的なコメント。
そうだよっ!その通りだよっっ!!マッシュ!!
わざわざ地面から机がせりあがって形成される必要なんか皆無だよ!
でもね、そこは先生の威厳とか「こんなすごいことが出来るんだぞ」って力を見せつけて受験生たちを圧倒したいという浅はかではあるけど小さな見せ場なんだから、そんなことを言ったら野暮ってもんなんだよっ!
でもそんな事は関係なく、あるがままのマッシュ。大好き(笑)
試験開始!最初の試験は変わった筆記試験!?
最初の試験は机を用意された事からも想像できますが筆記試験でした。
問題自体は難しいものではないようですが、文字がうねうねと動いてしまっているので、それを魔法を使って整列させて回答をしないといけないようです。
魔法が全く使えないマッシュはどのように回答するのか…。
握力でペンを「パキッ!」
「動かれると困るんだよなぁ~(怒)」っっ!!!
純粋に武力を行使!!(笑)
いい!そうだよ!困っちゃうんだよ!文字は整列してくれないと読めないの!問題文もいきなり「動けっ」て言われて内心困っていたんだよね?
だからマッシュの言葉が問題文自身にも届いたんだよね?
決して怖かったからマッシュの言うことを聞いたわけではないんだよね?わかっているよ、あの描写を見た人は「問題文はマッシュの握力で滅茶苦茶にされるのが怖くてビビったから整列した」と思ったかもしれないけど、私は問題文くんの気持ちが痛いほどわかるよ!
文字は整列しているのが普通だもん。
それを急に動けだなんて、先生の無茶ぶりに嫌気がさしたんだよね?
だからマッシュのお願いを素直に聞き入れたんだよね。ちゃんとわかってるよ!(笑)
マッシュは魔法の勉強をせずに試験に向かっていますが、実際の世界ではいくつになっても勉強することが大切です。効率よく知識を入れるために色々と試してみるのもいいかもしれませんね。
そのあとも試験は続く…。
試験は何回か続いたみたいだけどダイジェストとなって詳細は描かれていないのですが何やかんやうまいことやって試験をパスしていきます。
その中の1つとして岩を宙に浮かすものがあったようですが、岩に親指を突っ込んで正面から見たら浮いているように見せる手法がとられていました。
日曜の夕方にテレビ放送されている笑点でマギー審司がやってるあれじゃん!一見したら浮いているように見えるよ!!でも横から見ちゃったらバレちゃうよ!!気を付けて!!
最終試験は巨大迷路
至ってシンプルな課題が最終試験として出されました。
制限時間内に迷路を攻略し、ゴールにたどり着くこと。以上!!
普通の迷路を先生が用意するわけはないので、迷路の中では様々なトラップを用意し、受験生を苦しめます。迷路を抜けるだけでも大変なのにトラップまであるなんて大変過ぎです!
以前、ハリーポッターの映画を見たときに迷路を抜ける的なシーンが合ったようなうろ覚えの知識がフラッシュバックしてきましたが、それはそれでいいや。
スフィンクスの仮面をかぶった巨人が行く手を阻む
迷路に入ってほどなくして女子受験生と知り合ったマッシュですが、あんな調子のマッシュなので女子と出会ってもロマンス要素ゼロで淡々と進んでいきます。
そこに行く手を阻む巨人が登場!
そしてなぞなぞを問うてきます。
「朝は四本足、昼は二本足、夜は三本足の生き物、なぁーんだ?」
これはフェキオン山のスフィンクスが通りかかる人間に問いかけたという世界的に有名ななぞなぞです。答えはもちろん「人間」。
でも、急にあんな威圧的な巨人が出てきて答えられなかったらフェキオン山のスフィンクスが行ったように食い殺されそうな状況で正解が出せますでしょうか?
私だったら普通に腰を抜かしてうろたえる事しかできないと思います。女子受験生と一緒の行動だと思います。ですがマッシュは違います。
「そんなやつ、いる分けねーだろ!」右頬に渾身のストレートをおみまい(殴り)
うん、あっうん。そうだね。そうなんだけどね。
いるわけないんだけど、これってなぞなぞなんだよ!でもなんかスッとした!!(笑)
そんなこんなで制限時間が迫ってきてますよ!
トラップの対処に時間が取られたせいで迷路攻略の時間が無くなってきたので、ここでマッシュはとっておきの秘策を講じることにします。
これは間違いなくマッシュにしかできない迷路攻略法!
ゴールではクロード・ルッチ先生が合格者を見定めていましたが、マッシュが到着しないことをほくそえんでいました。しかし、何やらデケー破壊音が徐々に大きく聞こえてきます。
ドゴーンン!!
厚みのある壁を物理的に破壊して見事(?)ゴールまでたどり着きました!これでマッシュはすべての試験に合格したのでした!すごい、すごいよマッシュ!!
そのまま魔法の世界を筋力で駆け抜けていってね!
応援してるからさ!!